Mac OSX 10.5には仮想デスクトップを提供するSpacesが標準で組み込まれている。作業を分けたり、複数のアプリケーションをたびたび切り替える人にとっては使いやすい機能だ。だが若干Appleらしからぬ物足りなさは感じていた。

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設定画面

 

そんなかゆい所に手が届くソフトウェアを紹介しよう。

今回紹介するフリーウェアはHyperspaces、Spacesをもっと便利にしてくれるソフトウェアだ。現在プレビュー版としてフリーウェア版がリリースされている(正式リリース後は完全有料化するかも知れないのでご注意を)。

Hyperspacesを起動するとメニューバーにアイコンが表示される。ここで設定やSpaceの切り替えを行う。まず一つ目の機能として、各Spaceに対して名前をつけることができる。1番、2番といった分かりづらいものではなく「文書用」「メール用」など分かりやすいネーミングを付けられる。

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右クリックすると各Spaceの壁紙が表示される

 

そして切り替えた直後には指定した場所に名前を出すこともできる。これで何の場所だったかが一目で分かる。さらにSpaceごとに壁紙を変えることも可能だ。作業ごとに壁紙を変えれば、気分も一新して打ち込めるようになるだろう。

なおプレビュー版では2つのSpaceまで壁紙や名前の設定ができるようになっている(3、4番目以上は不可)。ショートカットキーを使ってSpaceの行やカラムを増減させることもできるので、まさにSpacesを使いこなす方にとってはこの上なく便利になるであろうソフトウェアだ。

 

via Featured Mac Download: Hyperspaces Supercharges Leopard’s Spaces [lifehacker.com]

Hyperspaces: Download the Public Preview!

 http://hyperspacesapp.com/