マルチプラットフォームで動作するGPXデータビューワー「Le Petit Poucet」
個人的にはスポーツクラブよりも外で走る方が好きだ。ただ走るのでは飽きてしまうが、景色を楽しみながらであればあまり苦にならずに走れる。そしてその際にはGPSレコーダーでデータを残しておくようにしている。
記録を残しておくというのは何事においても重要だ。もちろんただ残しておくだけでは意味がない、それを使ったビューワーがあってはじめて成り立つものだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはLe Petit Poucet、GPXデータビューワーだ。
Le Petit PoucetはGPXファイルを読み込んで、その内容を表示してくれる。同じような機能はGoogle Earthでもできるのだが、動作が重たいのとズームアップのアクションがあまり好きではないので、Le Petit Poucetのシンプルな表示は好感が持てる。
他にもキーボードだけで線や地図の明るさを変更できたり、データ上のポイントについては右クリックからFocusを選ぶことで一気に移動することができる。ウォーキングなどであれば休憩時にポイントを定めておくことで後で見返すのが簡単になる。
なお、地図上の問題なのか日本の地図はうまく表示されないようだ。サンプルデータなどはある程度表示されるので、実際の利用は海外旅行のデータのが向いているのかも知れない。
これから秋の紅葉シーズンになり、さらに出かけて歩くのが楽しくなる。今のうちのGPSレコーダー(またはiPhone)を用意して位置情報と地図で楽しく思い出を振り返れる準備をしよう。
Le Petit Poucet GPS Software
SourceForge.net: Le Petit Poucet gps software