※ 画像は公式サイトデモより

システムは内部にためたデータを切り出し、レポーティングして活用しなければ意味がない。そうしたデータの分析、レポーティングを基になるシステムとは別で構築するのがBIツールだ。

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ダッシュボード

 

BIツールは担当者が自分の好きなデータを好きな確度から切り出せるようになっている。わざわざ帳票を組み上げずとも柔軟に切り出すことができる。そんなBIツールの一つとして知っておきたいのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはPentaho、オープンソースのBIツールだ。

PentahoはWebベースのソフトウェアで、Javaで作られている。8月18日より日本語版サイトが開設され、KSKソリューションズによって販売が行われている。もちろんオープンソースなので無償でダウンロードすることも可能だが、ビジネス向けツールということもあるのでサポートが入る有償版のほうが良いかも知れない。

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レポート一覧

 

基本機能はダッシュボード、レポート、データ統合、多次元分析、データマイニングとなっている。BIとして必要な機能は十分に揃っているだろう。グラフの他、地図と連携したり、各種APIの提供、SAPコネクタへの対応、Excelとの連携(ピボットテーブルなど)ができるようになっている。

データを分析する際には一つの手法だけでなく、多彩な方法を使って眺める必要がある。その中で興味深い結果が得られれば、さらに掘り下げたり、マクロ化したりと柔軟に変更していく必要がある。そのためにはBIツールの導入が必須と言えるだろう。

 

オープンソースBIのPentaho(ペンタホ)-KSK Solutions, Pentaho Japan partner-

 http://www.pentaho-partner.jp/

SourceForge.net: Pentaho - Business Intelligence

 http://sourceforge.net/projects/pentaho/