Linuxを使ってメディアサーバを立てよう「eAR OS Free Edition」
最近はデジタル製品が増え、HDDさえあればその保管場所に困ることはなくなった。デジカメ、ムービー、音楽、ラジオなどその種類は多様に存在する。それらのデータは保管はするが、あまり見返すことなく肥やしになってしまっていないだろうか。
奇麗なアイコンが並んだデスクトップ
原因は一つ、メディアを楽しむ仕組みを用意していないからだ。AppleTVしかり、Windows Vistaのメディアサーバ機能しかり。無償でサーバを立てるならこれを使ってみよう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはeAR OS Free Edition、Linux版メディアサーバOSだ。
eAR OS Free EditionはUbuntuをベースに開発されているディストリビューションだ。一般的なOSの操作は可能だが、目的はそのためではない。メディアサーバとしての利用法が最適になっている。
Front Rowに似たインタフェース
画面左下のアイコンをクリックすると、Mac OSXで言うところのFront Rowのようなインタフェースが表示される。後は十字キーで操作できる。DVD、TV、音楽、インターネットラジオ、音楽、写真と全てこのインタフェースの中で楽しめる。
Wineがインストールされており、数多くのWindows向けソフトウェアを動作させることもできる。実用性も含め、魅力的なディストリビューションになっている。利用はインストールでも良いが、まずはLiveCDを使って動かしてみよう。
via eAR OS:目でも耳でも楽しめる新しいメディアセンターOS [Open Tech Press]
eAR OS Free Edition and eAR RT-OS Enterprice Edition