開発が煮詰まってくると、どうしても削られるのがテストの時間だ。十二分にテストしたとしてもバグは残っているもので、さらにその時間を削ってしまったら、時限爆弾をどこかに残したままリリースする可能性がある。そして実際に爆発してしまったら大変な事態になるだろう。

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メニューバーに表示される

 

そうした問題の発生を回避するのが継続的なインテグレーションだ。強制的なテストやビルドを自動化することで、定期的にテストが行われ、問題があればその時点で修正を行うことができるようになる。そしてそのためのオープンソース・ソフトウェアとしてCruiseControlがあるのだが、その運用を監視するのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCCMenu、CruiseControlをメニューバーから監視するソフトウェアだ。

CCMenuはまずプロジェクトを登録する。これはCruiseControlのURLを指定すれば良い。対応しているのはJavaのCruiseControl、.NETのCruiseControl.NET、RubyのCruiseControl.rbとなっている。

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プロジェクトの詳細

 

登録してしまえば、後は放置しておくだけで良い。もしテストが失敗すれば、メニューバーのアイコンが色を変えて教えてくれる。また、ビルド中にもアイコンが変わったり、Growlを使って通知をしてくれる機能もある。

プロジェクトの詳細画面では、最後のビルド時間や状況も分かるようになっている。CruiseControlを使っているからとついつい放置して実は動いていなかった、なんて事態も避けられる。

初期のプロジェクトに余裕がある頃からテストを積極的に行うことで、終盤の焦りが少なくなる。CruiseControlを使っているならぜひ使ってみて欲しいソフトウェアだ。

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プロジェクト登録画面

 

CCMenu

 http://ccmenu.sourceforge.net/

SourceForge.net: CCMenu

 http://sourceforge.net/projects/ccmenu/