画像用Diff「Perceptual Image Diff」
デジタルなデータはアナログに比べて比較しやすい。テキストを比較してその差分を取ったりするのは、開発者の人であれば誰しもが利用していることだろう。比較することに寄ってどこが変わったのか一目で分かり、理解が進むようになる。
差分
とは言え、一般的に利用されているのはテキストがメインの状態だ(動画の技術でも利用はされているが)。そこで次のステップアップ、画像に適用してみよう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはPerceptual Image Diff、画像同士の差分を解析するソフトウェアだ。
画像という一見アナログ的なもの同士を比較するのがPerceptual Image Diffだ。コンソールで動作するソフトウェアで、WindowsやMac OSX、Linuxなどをサポートしている。二つの画像を比較して、その結果をPPM形式で保存してくれる。
比較した画像
比較できるのはTIFFまたはPNGになっている。PPMで出力したファイルはそのままで利用することはまずないと思われるが、元画像と重ねて表示したりして活用できるはずだ。
テキストの比較とはまた違う魅力が画像の比較にはあるだろう。元ネタになる画像ファイルはネット上に多数存在する。それらとPerceptual Image Diffとを組み合わせると面白いサービスが生まれそうだ。
Perceptual Image Difference Utility
SourceForge.net: Perceptual Image Diff