大容量化する一方のHDD。色々なデータを残容量を気にせず入れられて便利に感じる反面、壊れた時のリスクは増大する。大事なファイルも、最近ダウンロードした動画も全てなくなってしまっては目も当てられない。

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やばい!

 

そうしたリスクを回避するアイディアの一つは、壊れる前兆をつかむことだろう。日々のチェックで予見できるようになるはずだ、

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCrystalDiskInfo、HDDの健康チェックソフトウェアだ。

CrystalDiskInfoはHDDや最近出てきたSSDに対応したソフトウェアでS.M.A.R.Tを使ってHDDの健康状態をチェックしてくれる。また、温度も計測してくれ、結果としての状態を色(緑や黄色など)で表示してくれる。

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グラフ機能

 

他にもグラフ表示の機能や、多言語対応(日本語も対応)といった特徴がある。ごくシンプルなインタフェースで、どこに問題が発生していて、結果として現状はどうなのかが一目で分かるようになっている。

グラフ機能は定期的に監視してくれるので、状態が悪化しているのか、変化がないのかといった情報も分かるようになっている。壊れた時に泣くだけで済めば良いが、サルベージするのは時間やお金がかかる作業だ。万一が起きる前にチェックを怠らないようにしよう。

 

CrystalDiskInfo - Manual

 http://crystalmark.info/software/CrystalDiskInfo/manual-en/index.html