エキスポやユーザが集まったコミュニティなどでソフトウェアを配布するといったことは良くある。そうした時はアプリケーションをCDなどのメディアに記録して配布するのが一般的だ。だが、今時CDからのインストールは流行らないし、ちょっとしたバージョンアップにも対応できなくなる。

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メイン画面

 

ネットが当たり前の今は、新しいアプリケーション配布方法が必要だ。そこで登場したのがこれだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはLiveDiscKit、インターネットを使ったインストーラーだ。

LiveDiscKitは、自分の作ったソフトウェアを登録し、配布するためのインストーラーだ。特徴的なのは、そのコンテンツをインターネット経由で入手する点だろう。これにより、バージョンアップがあっても、常に最新版が渡せるようになる。

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チュートリアル付き

 

LiveDiscKitを起動すると、登録されているアプリケーションがリストアップされる。後はダブルクリックするだけで最新版のチェックをし、ダウンロードを開始、インストールまで完了する。サーバ側でもバージョン情報配布などで設定が必要だが、これは便利だ。

バージョンがすぐに古くなってしまうのでは、受け取ったとしても使い道がすぐになくなってしまう。そもそもMacBook AIRにはCDドライブがない。LiveDiscKitを使えば、インストーラーの配布だけで済むので、CDでの配布以外にも利用できそうだ。

 

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 http://www.rogueamoeba.com/utm/2008/06/27/announcing-livedisckit/