Blenderを使って作られたクリエイティブコモンズムービー「Big Duck Bunny」
Blenderといえば、有名なオープンソース3Dグラフィックスソフトウェアとして知られている。アニメーション機能もあり、Pythonを使ってスクリプティングを組む事もできる。さらにマルチプラットフォームで動作するというのも特徴に挙げられる。
ピクサーのような雰囲気のムービーだ
そんなBlender(だけではないけれども)を使って作られた短編ムービーがこれだ。
今回紹介するオープンソース・プロジェクトはBig Duck Bunny、Blenderを使って作られた3Dムービーだ。
キャラクターはピクサーで作られている映画のようなイメージだ。巨大なウサギと3匹の悪者が戦うストーリーだ。キャラクターの愛らしい出で立ちと異なり、内容は若干ブラックなので、子供にはちょっとショック(?)かも知れない。
一シーン。クオリティは非常に高い
時間は10分となっており、クオリティは非常に高い。MP4、H.264、OGG、MSMP4の各形式でダウンロードできる他、DVDでも販売されている。サイズも1920×1080、1280×720、854×480、PSP版が用意されている。
人の声はなく、動物の声と音楽などで構成されているので、誰でも楽しむ事ができるだろう。なお、品質が劣化してしまうのは否めないが、Youtubeでも見る事ができる。
これだけの作品がオープンソースを使って、さらにクリエイティブコモンズの下に公開されるというのは素晴らしい。ぜひ一度ご覧あれ。
Big Buck Bunny