世界を変えたオープンソースのPHPプロジェクト
何かとDISられやすいPHPではありますが、様々な有名なソフトウェアを排出しているのもまた事実です。実際、開発をはじめる障壁を下げ、誰でも手軽にはじめられるのがメリットです(それがデメリットという意見もありますが)。セキュリティに注意して実装すれば、多彩なWebアプリケーションを生み出すことができます。
ということでOpen-source PHP applications that changed the world [PHP::Impact ( [str blog] ) ]から、世界を変えたオープンソースのPHPプロジェクトのご紹介です。実際、有名なものばかりですが、PHPの良さを見直す結果につながればと。
1998年
phpMyAdmin。これは有名も良いところですね。こんな早い段階から開発が開始していたのですね。
1999年
SquirrelMail。これもまた有名なWebメーラーですね。
PHP-Nuke。古参のCMSですね。Xoopsの生みの親(?)でもあります。
2000年
eZ Publish。エンタープライズ向けのCMSを掲げています。
osCommerce。こちらは有名なEコマースシステムですね。採用しているサイトも数多いのではないでしょうか。
phpAdsNew。現在はOpenXという名前になっています。優秀な広告配信システムです。
phpBB。掲示板ソフトウェアです。色々なCMSに組み込まれたり、逆に掲示板でありながらSNSのようになったりと多彩な面を持ち合わせています。
2001年
Gallery。この手のギャラリーソフトウェアは数多いですが、このGalleryが最も有名かも知れません。
Drupal。日本でも利用者の多いCMSです。
2002年
MediaWiki。言わずと知れたWikipediaのエンジンです。
2003年
WordPress。恐らく世界で最も利用されているブログエンジンなのではないかと(後から入ってきたMovableType除く)。
2004年
SugarCRM。まさにエンタープライズ。WebベースのCRMです。
2005年
Joomla!。Mamboから派生したCMS。
Symfony。使った事がないのですが、Railsが流行り始めた頃に登場した覚えがあります。Yahoo! Inc.でも利用されていますね。
2006年
Zend Framework。PHPエンジンの開発元でもあるZendのフレームワークです。
2007年
Magento eCommerce。格好いいEコマースシステムです。
さて、恐らく「なんでこれがないんだ」とか「これも良い!」といった意見もあるかと思います。日本から見ればOpenPNEやXoops、Pukiwikiといったソフトウェアの知名度は相当高いものと思われます。さらにMOONGIFTのPHPカテゴリにも多数のソフトウェアが登録されています。
とは言え有名なものを時系列順に並べてみると、これはこれでなかなか趣があります。2008年はどのようなソフトウェアが登場してくるでしょうか。
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