最近はUSBメモリの容量も増大しているので、CDを使わずに済んでしまうことが多い。むしろ大きさや対衝撃性などを考えるとCDよりもUSBメモリの方がメリットが大きそうだ。

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実行完了した画面

 

そこでOSを手軽に試せるライブCDならぬ、ライブUSBを作ってしまうのがこのソフトウェアだ。ライブCDと異なり、書き込みもできるのが利点だ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはFedora Live USB Creator、Fedora向けのライブUSB作成ソフトウェアだ。

Fedora Live USB CreatorはWindows向けのソフトウェアで、Fedora9または8を使ったライブUSBを作成できる。もちろん作成時にはUSBメモリを差し込んでおく必要がある。そしてi686/x86 6のいずれかとKDE版か否かを指定する。

後はダウンロードが自動的に実行され、指定したUSBメモリドライブに展開してくれる。ダウンロードするのはライブCDのようで、Fedora Live USB Creatorと同じフォルダ内にISOファイルがダウンロードされる。

そしてUSBメモリ内の設定とブートローダーの設定を行って完了となる。既に持っているライブCDを指定することもできるので、一つあれば後は自由に作成できて便利だ。これでいつでもどこでも自分の環境が利用できるポータブルなOSができあがりだ。

 

liveusb-creator - Trac

 https://fedorahosted.org/liveusb-creator