DC++互換のP2Pソフトウェア「ShakesPeer」
P2Pはアングラなイメージが強いが、その技術の素晴らしさから利用するソフトウェアが数多く存在する。P2Pネットワークを使ったファイル共有ソフトウェア、というと実に数多くのソフトウェアが存在する。中には日本ではあまり知られていないマイナーなものもある。
その一つがDC++だ(筆者が知らないだけかも知れないが)。そのDC++と互換性を持ったソフトウェアがこれだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはShakesPeer、DC++互換のMac OSX向けクライアントソフトウェアだ。
ShakesPeerはハブと呼ばれるコンピュータに接続することで、チャット、ファイル交換などができるソフトウェアだ。DC++というP2Pソフトウェアとの互換性を持ったMac OSX向けクライアントソフトウェアだ。
公開されているハブは数多く、そのいずれかに接続して情報を交換することができる。アングラな雰囲気も感じられるが、中には有意義な目的のために利用されているものもある。利用目的を含め、情報の取捨選択はユーザに任せるところだ。
サーバ集中型のネットワークは中央サーバのコスト負担が大きく、今後のネットワークを支えるには技術的な問題も多い。ファイル配布でTorrentが利用されることも多い。DC++はチャットも含めたインフラとして役立つ可能性がある。今後の発展に期待したいソフトウェアだ。
shakespeer - Google Code