Google Mapsをオフラインで使う「Gmapcatcher」
筆者もよく使っているのだが、目的地の場所が分からないときにGoogle Mapsは便利だ。しかし唯一欠点なのが、オンラインでないと使えない点だろう。そのため、ブラウザを開いたままにして、地図を表示しておく必要がある。Google Mapsを動かすこともできない。
オフラインでも使えればどれだけ便利だろうかと思ったことはないだろうか。そこで試したいのがこれだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGmapcatcher、Google Mapsをオフラインで利用できるようにするソフトウェアだ。
Gmapcatcherの使い方は簡単だ。まずターミナルでdownload.pyに住所の文字列やダウンロードしたい範囲を渡す。すると、その結果を一気にダウンロードしてくれる。ダウンロードが完了すれば、画像ファイルがダウンロードされ、専用のGUIツールで閲覧できるようになる。
言わばGoogle Mapsダウンローダーだ。もちろん、ごく一部の地点のみのダウンロードになるが、動かすことはもちろん、ズームアウト/インもできる。この状態であれば、近くの状態も一目で分かり、目的地にたどり着きやすくなる。なお、範囲はごく狭い範囲(0.02くらいだろうか)にしておかないとズームインするごとにダウンロードされる画像が増えていくので注意が必要だ。
Ajaxアプリケーションは操作が便利で優れたWebアプリケーションを作れる反面、オフライン時の操作が問題になる。Gmapcatcherはまさにオフラインでの利用を解決してくれる便利なソフトウェアだ。
**gmapcatcher - Google Code