レジストリを保存、比較する「Regshot」
Windowsと言えばレジストリ。使っていく内にどんどん汚れていき、動作が重たくなる原因になる。そのため、定期的に再インストールする羽目になる。決して問題があるシステムではないが、Windowsを使っている限りは絶対に切り離せない存在だ。
Regshotの画面。日本語化も可能
そんなレジストリがどのように使われ、そして劣化していくのか…それを教えてくれるのがこのソフトウェアだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRegshot、レジストリ比較ソフトウェアだ。
Regshotはレジストリ使用前、使用後を比較するソフトウェアだ。まず1回目のボタンを押し、現状を保存する。その後、何らかのアクション(インストールや起動など)を行い、2回目のボタンを押す。その状態で比較すると、変更されたレジストリ箇所が分かるのだ。
アプリケーションをアンインストールした後の比較結果。様々なレジストリキーが削除されている
また、監視するフォルダを設定することで、その中で何のファイルが追加、変更されたかも分かる。アプリケーションをインストールして、そのままアンインストールすれば元に戻りそうだが実は戻らない…そんなレジストリの不可思議な現象もきっと分かるはずだ。
また、開発者の人にとってみれば、アンインストールされたらきちんとレジストリを元に戻すようにチェックするツールとしても利用できるだろう。できるだけ長く同じ環境を保つためにも、活用したいソフトウェアだ。
SourceForge.net: regshot