Web2.0時代のスクラップブック「Evernote(プレビュー版)」
紙copiというソフトウェアがある。Webページやメモなどをどんどん取り込んでいける便利なソフトウェアで、Windowsから脱せない理由の一つにも挙げられるソフトウェアだ。それに対抗するWebアプリケーションとして、Googleノートブックが挙げられる。
だがGoogleノートブックは言わばブラウザありきのソフトウェアだ。もっとOSに密着したスクラップブックが欲しい方はこちらを使ってみよう。
今回紹介するフリーウェアはEvernote(プレビュー版)、同名Webサービス向けのGUIクライアントだ。 以前にも現状のWindows版をご紹介したことがあるが、現在のプレビュー版はさらにパワーアップしているので改めてご紹介したい。
Evernote(プレビュー版)はWindows、Mac OSXさらにWindows Mobile版が提供されているソフトウェアだ。Evernoteはメモやスクリーンショットを取得し、それを同名WebサービスであるEvernoteへ転送するソフトウェアだ。
なお、クライアントアプリケーションはMac OSX版は筆者環境でログインが失敗してしまった。Windows版は利用できる。起動するとメニューやタスクトレイに常駐し、文字列を選択して後はキーボードショートカットだけでEvernoteへ転送できる。
また、スクリーンショット(一部またはフルスクリーン)で取得してそれを転送することも可能だ。ノートはタグで管理したり検索することや、メールで送ることもできる。CSSや画像のパスはそのままなので、外部のファイルがなくなってしまうと表示が乱れてしまうのが辛い点ではある。が、手軽なクライアントが付属するとあって、利便性は高い。
なお、Evernote(プレビュー版)は現状クローズドベータのサービスであり、メールアドレスを登録後、案内をしばらく待つ必要がある。気になる方は早めに登録をどうぞ。
Welcome to Evernote