CouchDBをファイルシステムのように扱う「CouchFS」
Mac OSXやLinux系システムで利用できるFUSE。これは非常に面白いコンセプトで、各種プロトコルをまるでファイルシステムのように扱うことができるようになる。一覧、ファイルの取得、更新、作成、削除等のコマンドが実行できれば良いので、FTPやSSHをはじめ各種サービスに対応させることができる。
iPodをファイルシステムとして扱ったり、各種Web APIを操作するFUSEも存在する。そしてまた新しいサービスに対応した。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCouchFS、CouchDBをファイルシステム化するソフトウェアだ。
CouchDBは以前に紹介したソフトウェアで、RESTfulでデータを操作できるデータベースだ。JSONでデータを授受できるので、JavaScriptをはじめ、各プログラム言語向けにライブラリが存在する。
CouchFSではそのCouchDBのデータをファイルシステムとしてマウントしてしまう。現状ではファイルの一覧までで、中身の取得はできないようだが、このコンセプトは非常に面白い。
データベースをファイルシステム化すると、データの操作が非常に容易になるだろう。CouchFSを使えばCouchDBの新しい利用法が生まれるかも知れない。
couchfs - Google Code