マルチプラットフォーム対応のテキストエディタ「Editra」
使い勝手の良いテキストエディタとは何だろう。個人的にはマルチプラットフォームで動作する点は捨てがたい。Windows、Mac OSX、Linuxそれぞれで提供されていれば、OSが変わっても生産性が維持できる。
キーバインドはどうだろう。慣れてしまえばそれ程でもないが、やはり分かりづらいのは困る。そう思っているなら、二つのモードが使い分けられるこちらを使ってみよう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはEditra、マルチプラットフォーム対応のテキストエディタだ。
EditraはWindows、Mac OSX、Linuxのそれぞれで動作するテキストエディタだ。wxWindowを使って作られており、Python製だ。通常のエディタと、vi互換モードを持っている。vi派の人はキーバインドに手間取ることなく乗り換えられそうだ。
さらにエディタコマンドモードという独自機能を持ち合わせていたり、対話型でPythonを実行できる機能もある。50種類を超えるプログラム言語やマークアップ言語に対応したハイライト機能もあって、通常のユーザ向けというよりもプログラマ向けといった趣がある。
プラグインで様々な拡張ができるなど、シンプルなインタフェースからでは分からない多種多様な機能が隠されているテキストエディタだ。viを使いたいが、まだコマンドに不慣れだと感じる方も、Editraから入ってみるのはいかがだろう。
Editra.org | News
http://editra.org/