Leopardの新機能、Quick Lookは最初は不要だと思っていた。が、使ってみると非常に便利なことが分かった。画像やPDF、オフィスファイルを専用アプリケーションを立ち上げることなく、手軽に閲覧できるので慣れると手放せなくなる。

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気になるのは対応していないファイル形式もあるということ。特にファイルのやり取りに良く用いられるZipファイルが対応していないのが辛い。しかしこのQuick Lookはプラグインで拡張できるのが特徴だ。

今回紹介するフリーウェアはZip Quick Look Plugin、Quick LookでZipファイルを閲覧できるソフトウェアだ。

Zip Quick Look PluginをライブラリのQuickLookフォルダに入れて再起動すると、ZipファイルでもQuick Lookが利用できるようになる。

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ファイルの内容が閲覧できると、必要なファイルがあるのかどうかすぐに分かる。解凍する必要もないので余計なファイルが生成されることもない。

Windowsでもエクスプローラに同様の機能があるが、それとは違い、ファイル内容の閲覧と解凍が別機能に分かれるのが利点だ。エクスプローラの内容閲覧は便利だが、解凍の手間が不便で別アプリケーションに関連付けを変更した人は多いはずだ。

Quick Lookはプラグインで拡張することでFLVやWMVなど多数のファイル形式に対応できる。ファイルを選択してスペースだけで起動できるのも良い。生産性の向上に大きな役割を果たしてくれるソフトウェアだ。

Zip Quick Look Plugin
 http://homepage.mac.com/xdd/software/zip/