※ 画面は全てTafitiより。

各検索サイトとも、次世代の検索インタフェースについて研究を行っている。アルゴリズムではほぼ同列になってきている昨今、次に抜け出すためにもインタフェースに鍵を見いだそうとしている(他の要素もあるけれど)。

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Microsoftでももちろん研究が進められており、その結果がオープンソースとして登場した。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはTafiti、次世代検索インタフェースだ。

Tafitiは同名でMicrosoftが提供する次世代の検索インタフェースを提供するWebサービスで使われているソースで、Silverlightを使って構築されている。Silverlightさえ入れれば、Mac OSXでも動作する。

ユニークなインタフェースになっており、大枠で縦三つに区切られたシステムになっている。一番左で検索を行い(日本語は文字化けする)、その結果が真ん中に表示される。その中から気に入ったものを右側のペインに保存し、ラベリングできる。
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同じラベルを付けたものを一覧表示したり、そこから選んでブログに投稿することもできる。スクラッピングしたデータが下半分がちぎれたような形で表示されるのが面白い。
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検索はWebの他、画像、ニュース、フィード、電話番号となっている。全ての結果はフィルタリング可能で、次の結果はページ最下部に続けて表示されるのが便利だ。
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まだインタフェースとしてはこなれていないかも知れない。だが、こうした取り組みは非常に興味深い。そしてその結果をオープンソースとして享受できるのは開発者にとって嬉しいものだろう。

Live Search : Tafiti Search Visualization (Silverlight + Live Search API) Source Code available
 http://blogs.msdn.com/livesearch/archive/2007/12/18/tafiti-search-visualization-silverlight-live-search-api-source-code-available.aspx

Windows Live Platform Quick Applications Beta - Home
 http://codeplex.com/WLQuickApps

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