既存のものから新しいものに乗り換える際には、できるだけストレスなく移行できることが重要になる。Web上で書籍を読むのがいまいち流行らないのも、そうした原因があるように思える。

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そこであたかも本を読んでいるかのようなアクションを追加してみるのはどうだろう。そのためのライブラリがこれだ。

今回紹介するフリーウェアはpageFlip、ページをめくる効果を実現するFlashライブラリだ。オープンソースとなっているが、ライセンスは明記されていなかったのでご注意いただきたい。

pageFlipのサンプルを見ると、ページの端にマウスを持っていくと、カールした状態になる。そこでクリックしたり、さらにページをめくると次のページに切り替わる。まさに書籍を読んでいる感覚だ。
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ページに穴が開いていて、次のページが見えたり、上にめくるとそのページがはがれて、両開きのページにするといったアクションもできる。

ページをめくる時には紙の擦れるような音が出たり、ハードカバーを指定すると中のページより若干大きな表紙+背表紙が付けられたりと細かい部分にもこだわりが見られる。小説サイト等、読ませるサイトで使えそうなライブラリだ。
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PageFlip v2.2 by Macc - www.iparigrafika.hu
 http://www.iparigrafika.hu/pageflip/

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