CSSを使ったサイトが当たり前になりつつあるが、ブラウザ間の整合性を保つのは非常に難しい。ましてやValidなCSSをくみ上げるというのは並大抵ではなく難しい。

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チェックする機能が必要だ。オンライン上でCSSのチェックをしてくれるサービスとしてはW3C CSS 検証サービスがあるが、これはサービスが既にローンチしている必要があった。この問題を解消できるのがこれだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCSS Validator、ローカルに設置できるCSS検証ソフトウェアだ。

CSS Validatorはオンラインサービスはもちろん、そのプログラムをオープンソースとして公開している。Javaのプログラムになっており、Tomcat等のアプリケーションサーバに組み込んだり、コンソールで動作させる事ができる。

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コンソールで動作させるのが最も手軽だ。この場合、CSSのあるURLとしてlocalhostが利用できるのでCSSを変更しながらチェックするというような事がごく簡単にできるようになる。もちろんローカルのファイルを指定する事もできる。

CSSはテキストファイルで、コンパイル等も必要ない。そのため、オンラインにアップしてチェック…というのは面倒だ。スクリプト言語同様、トライアンドエラーが一番効率的に思える。正しいCSSを作成するには必須と言えるソフトウェアだろう。

CSS Validator のダウンロードとインストール
 http://jigsaw.w3.org/css-validator/DOWNLOAD.html