例えばアプリケーションをインストールした際に、どのファイルが追加/変更されたか知りたくはないだろうか。ファイルシステムへの書き込む命令をモニタリングできれば、可能なはずだ。

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Mac OSXであれば複雑なDLL等の仕組みはなく、殆どがドラッグアンドドロップではあるが、時々あるインストーラのためにも、どこに何が入ったのかモニタリングできれば便利だ。

今回紹介するフリーウェアはfseventer、ファイルシステムの変更をモニタリングするソフトウェアだ。

fseventerを起動、モニタリング開始した状態でファイルの変更やスクリーンショットの撮影等を行ってみよう。即座に変更を感知し、ファイルツリーをビジュアル的に表示してくれる。
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ゴミ箱を空にするともの凄い数のファイルが変更される。各ファイルについて、File Inspectorを使えば時系列ごとの変化を見る事が可能だ。結果は印刷できる(Mac OSXなので、PDF出力もできる)。

一つの動作でも一つのファイルが変更されるとは限らない。テンポラリファイルを含めて3つ以上のファイルが作成、変更されることもある。ファイルシステムも動作を知る上でも興味深いソフトウェアだ。

fseventer [fernLightning]
 http://www.fernlightning.com/doku.php?id=software:fseventer:start
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