テストと言うフェーズはシステム開発における重要な要素であるにも関わらずおざなりにされがちだ。ここがうまくいかないために立ち行かなくなる、または炎上するプロジェクトが多いにも関わらずだ。

テストを徹底する体制を整えよう。プロジェクト管理にソフトウェアを導入するのと同様にそのためのシステムを導入しよう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはTestLink、Webベースのテスト管理ソフトウェアだ。

TestLinkはテストを管理するためのソフトウェアで、テストケースの登録、管理、評価実行とその結果集計を行う事ができる。テストケースを仕様書として出力することも可能だ。

また、要求定義を登録してテストケースと関連付けることや、MantisやBugzillaといったBTS(バグトラッキングシステム)と連携させることもできる。

さらにTestLink日本語化プロジェクトを通じてTestLinkを日本語化する動きや(この結果は本家に取り込まれる)、VMWare、XAMPPパッケージなどでごく簡単に試用、導入ができるようになっている。これは使わない手はない。

海外へ開発を委託するオフショアや、多国籍な人たちが集まって開発することも多くなっている。日本人の中でもうまく意思疎通ができないのにうまくいいくわけはない。網羅的に登録し、適切なテスト管理を行おう。

Testlink
http://testlink.org/

TEF有志によるTestLink日本語化プロジェクト - トップページ
http://www38.atwiki.jp/testlink/pages/1.html

SourceForge.jp: Project Info - TestLink日本語化
https://sourceforge.jp/projects/testlinkjp