各種Linux/Unixディストリビューションにはそれぞれパッケージ管理システムが存在している。コンソールからコマンド一つでアプリケーションがインストールできるというのは非常に手軽だ。

それに対してWindowsではそれぞれのアプリケーションをダウンロードしてインストールする必要がある。面倒だ…と感じている人はこれを使ってみよう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはWin-Get、Windows向けのパッケージ管理ソフトウェアだ。

Win-Getはコマンドラインで利用するアプリケーションで、ports、yumそしてaptのような役割を果たす。アプリケーションの一覧を取得するようなコマンドがないので、公式サイトで確認すると、180以上のアプリケーションが登録されているようだ。

インストールは「win-get install ○○」でいいのだが、インストーラーの場合はダウンロードしてきて終わってしまう(サイレントインストールに対応しているものもある)。24のジャンル(ユーティリティ、FTP、メール、ゲームなど)に分かれているので、好みのソフトウェアもきっと見つかることだろう。

アプリケーションの配布が容易になれば、便利なソフトウェアを利用するのも簡単になる。日本語向けのリポジトリが出来上がったら、利用したいと言う方も多いのではないだろうか。

win-get Repository
http://windows-get.sourceforge.net/

SourceForge.net: windows-get
http://sourceforge.net/projects/windows-get/