※ 画像は公式サイトのデモより。

FlashはAjaxに比べると各OS間、各ブラウザ間での互換性も高い上にインタラクティブに富んだインタフェースが作れるので便利だと思う。だが、バックエンドのシステムとの連携が難関だった。

Flash Remotingを使えば問題は解決する。標準ではJavaのみではあるが、Rubyと連携したシステムを構築するのであればこれを使おう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRubyAMF、Ruby上で使えるFlash Remotingだ。

RubyAMFを使う最大の利点はRailsとの連携だろう。プラグインとして導入し、Mime Typeの追加だけでFlash Remotingが利用できるようになるのは手軽だ。

公式サイトのWikiを見た限りでは、paramsでデータを受け取る点は変わらないがビューに渡す所は変更が必要なようだ。また、ビューは通常のRailsのように手軽ではないだろうが、見た目はHTML以上にこだわれるだろう。

Flash Remotingを使うことで、既存の資産を活用した効果的なFlashの導入が可能になる。Rails+Flashを考えた時にはぜひ検討してほしいライブラリだ。

RubyAMF - Flash remoting with Ruby
http://rubyamf.org/

RubyForge: rubyamf: Project Info
http://rubyforge.org/projects/rubyamf/