時々、Webサイトでindex.htmlがないためにディレクトリが一覧表示されてしまっている事がある。意図していなければ問題だが、そうしたい場合は簡単にファイル一覧が見られて便利なときもある。簡易的なファイルのやり取りにも使える。

とは言え、あの一覧ではあまり見栄えがよくないのも確かだ。これを使って、華麗にみせよう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはAutoIndex PHP Script、華麗なAutoIndexを実現するソフトウェアだ。

AutoIndex PHP Scriptを使うと、指定したディレクトリ以下を見栄え良く見せてくれる。アイコン表示に対応し、画像やオフィス系文書、PDF、PHP、実行ファイルなど拡張子ごとに見合ったアイコンが表示される。

スキンもあり、標準のWindows XP風のほか、Mac OSXやKDE、Apache風が利用できる。他にもファイル・ディレクトリ名による検索や、ワイルドカードの使える非表示ファイル指定機能がある。さらに日本語化もされている(標準のファイルは一部文字化けているので、こちらのサイトからダウンロードできるものを利用されたい)。

 

 

特に便利だと思うのは、ディレクトリを圧縮ファイルで一括ダウンロードできる機能だ。ファイルの受け渡しなどで役に立つだろう。

こちらはスキンを変更してWindows XP風にした所。

Apache標準のIndexesでは予期しないファイルまで表示されてしまう事にもなりかねない。ユーザビリティと利便性、そしてセキュリティのためにも導入を検討してみてはいかがだろう。

AutoIndex PHP Script (Website Directory Indexer)
 http://autoindex.sourceforge.net/

SourceForge.net: AutoIndex PHP Script (Directory Indexer)(プロジェクトサイト)
 http://sourceforge.net/projects/autoindex/