インターネット上の知識の源泉といえば、Wikipediaが最大だ。単語であれば大抵の検索に引っ掛かるし、内容も濃い(ものによるが)。非常に役立つ存在だ。

Wikipediaを利用するという事は、自分自身も知識をオープン化する必要があるが、それでも個人的な知識や社内秘の知識と言うのは存在するだろう。

そのためのWikipedia専用ブラウザがこれだ。

今回紹介するフリーウェアはPathway、Wikipediaブラウザだ。

Pathwayは各項目間のつながりを表現する事ができる。各ページをたどったり、画像を見たり繰り返すだけで、すごい数の線が出来ていくはずだ。

そして、各項目に対してメモ書きをしたり、ファイルを登録しておく事ができる。画像に対してはイメージビューワーが内蔵されているのでそれで確認し、保存する操作もボタン一つでできる。

項目を選択すると、その周りにリンクが表示される。Macらしくかなり美しく仕上がっている。

 

 

 

 

 

 

検索で絞り込むのも簡単にできる。右側のメニューでコレクションを作成すれば、ある一定の情報に限った情報収集ができる。All Pagesでは全体を閲覧する事が可能だ。他にもTOC機能で右側に目次を表示する事もできる。

 

 

 

 

 

さらに言えば、Wikipediaとはまったく関係ないページだって追加できる。リンクをたどるとそこが線になってつながっていくので、ある情報におけるつながりや範囲が見えてくる。

WWWらしく、蜘蛛の網のように線を結合して情報収集、蓄積ができる面白いコンセプトなソフトウェアだ。

 

 

 

Pathway
 http://pathway.screenager.be/