サイトの更新をチェックするツールは数多く存在する。Webアプリケーションであれば「はてなアンテナ」、ローカルアプリケーションであればWWWC等が有名だろう。

こうしたソフトウェアはHTMLの内容を解析したり、ヘッダの更新日を使ってサイトが更新されたかどうかを判断している。だが、更新されたことは分かっても「どこが」更新されたかは分からない。そこでこれだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはnetstiff、差分まで取れる更新チェッカーだ。

netstiffはCUIで動作するアプリケーションで、「 netstiff configure 」で設定を行い、その後は「 netstiff get 」を使ってデータを取得していく。そして更新があった場合には、「 netstiff diff 」を行うと差分内容がDiffフォーマットで出力される仕組みだ。原理はそれ程難しくないだろうが、面白い。

どこが更新されたか分かると、見る目もまた変わってくるだろう。Diffのみならず、視覚的にも分かりやすく表示されたら面白いサービスができるのではないかと期待してしまうソフトウェアだ。

 

 

 

 

Stephan Beyer
 http://pkqs.net/~sbeyer/#netstiff