JavaScriptのOS

JavaScriptにより各OSを再現するプラットフォームです。

JavaScriptのOS

x-Desktop ロゴ

2005年の後半が始まって一ヶ月程。前半を振り返るにJavaScriptがここまでもてはやされた事はないのではないかと思う。GMailやGoogle Mapに始まって随所で新しい試みがなされている。

今までJavaScriptと言えばブラウザ画面上の些細な自動操作を行っているに過ぎなかった。更にオフにされている場合を常に考え、あくまでも脇役だった。しかし、遂に主役に躍り出る時が来たのかも知れない。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはx-Desktop、JavaScriptを使ったGUIアプリケーション・プラットフォームだ。

何を言うよりもデモを見てもらえれば分かるが、Windows XP/2000、Mac OSX+Server、Redhat、KDEやGNOME風のデスクトップがブラウザ上に表示できる。タスクバーだって実装されている。

更にその中でミニブラウザを立ち上げたり、ウィンドウを開いたり…正にデスクトップそのものがブラウザ内で再現される。IEは勿論、MozillaやFirefox、Camino等数多くのブラウザがサポートされている点も売りだ。

x-Desktopはプラットフォームであり、これを使ってアプリケーションを構築することになる(デモだけでも十分楽しめるが)。ブラウザの域を超える事で、JavaScriptはWeb2.0の領域に突入する。