グループウェア+ファイルサーバ

グループウェア+ファイルサーバと言うコンセプトのMicrosoft SharePointに似せたグループウェアです。

グループウェア+ファイルサーバ

OpenSharePoint ロゴ

企業における情報の共有の基本は、ファイルの共有と情報の共有だ。ファイルとはファイルサーバで実現し、情報はグループウェアで実現している。

ファイル共有の利点は最新のファイルが一覧できる点であるが、幾つかの問題もある。誰かが誤った修正、または削除してしまう事や、ファイル数が多くなると探し当てるのが大変だと言う事だ。

それらの問題点を解決するのがMicrosoftが押し出しているSharePointだ。そして本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはそれのオープンソース版Open SharePointである(もちろんMicrosoft製ではない)。

基本的にはグループウェアで、ファイルのリポジトリ管理が付いたものといった感じだ。小規模、またはファイルサーバの利用法が明確にされている企業であれば活用できそうだ。ファイルのアップロードがディレクトリ単位ではないので、その点が難点だろう。

グループウェアとしての機能は基本的な所は網羅している。ニュース、アポイントメント、Webメール、連絡先等々。元々SharePoint自体がWebパーツと呼ぶ部品を組み合わせてそれぞれに合ったグループウェアを構築するコンセプトになっている。OpenSharePointも同様にブロックと呼ぶ単位で機能を追加する。恐らく今後も増えるだろう。

何よりも画面が綺麗なのが良い。洗練されている感じがする。それらは技術的に見れば既存のものと大した違いにはならないが、ユーザから見れば大きな違いだ。