自動生成の手軽さ

各種データベースのテストデータを自動生成してくれるソフトウェアです

自動生成の手軽さ

開発現場において意外に面倒なのがテストデータの作成だ。入力フォーム等でも、幾つものパターンを作り出すのが面倒だ。はじめは自分の情報でも良いが、面倒になると「テスト?」で統一されてしまう。

間もなく開始される個人情報保護法も関連して、間違っても本番のデータを流用など出来なくなる。メールを送る仕組みなんかになっていてもし間違ったら…考えただけでもぞっとする。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはDBMonster、テストデータを生成してくれるソフトウェアだ。

テストデータはデータベース向けのものだ。Oracle、MySQL、PostgreSQL等が対応している。データの定義を決めて、後は何行生成して欲しいか指定するだけだ。凄く手軽だ。

日本語対応しているかどうかは定かではないが、辞書を指定してデータ生成を行う方法もある。住所や人名、それぞれに合わせた文字列が生成できれば言う事なしだ。

入力フォームとは違い、直接データを流し込むだけに予期していなかったデータが流し込まれる可能性はある。だが、それはデータの定義が確立していないか、プログラム側のデータの扱いの問題だろう。むしろそう言った未知のデータへ的確に対応できてこそシステムエラーは減らせる。