LiveWiki

サーバサイド?クライアントサイド?

さて本日もWikiサタデーのお時間がやってまいりました。同じWikiでも作り手が違うとここまで変わるものなのか…そう思って頂けると幸いだ。

β版ではあるが、GoogleがGoogle Suggestと言うサービスを開始した。これは「a」と入力された際に、これまでGoogleに投げられた検索ワードの中から候補を表示してくれるものだ。

もちろん、それらは多量のデータになるので、一部入力した際にXMLHttpを利用してGoogleに問い合わせが行われる。リアルタイムに表示が変更される仕組みは、通常のブラウザ動作にはない、とてもユニークな動作だ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはLiveWiki、XMLHttpを利用したWikiエンジンだ。

URLに注目してみれば分かるが、どのページに移動してもURLは同じままだ。つまり描画はJavaScriptを用いて行われている事が分かる。しかし文面は多量だ。これらはサーバにあるデータをXMLHttpを用いてリアルタイムで取得しているのだ。

画面をダブルクリックすれば編集画面に入る。編集が終わったらフォーカスをテキストエリアから外せば良い。サーバとクライアントではデータのやり取りだけ行われるので、サーバの負荷を減らす事にもつながるのではないだろうか。

なお、IE6では上手く動作しなかった(編集はできるが、確定されない)。FireFoxでは動作している。一度体験してみる事をお勧めする。