Ekit

アプレットWYSIWYG

Ekit ロゴ

最近Javaと言えばサーバサイドで利用される事が殆どになってきた。GUIやCUIで使われる事も多少ある。だが、それ以外にもあったはずだ。

それがアプレットだ。かつてJavaと言えばアプレットを指していた。まだまだ性能が低いPCの世界では、実行するまでに数十秒を要するアプレットは利用価値が低く、あまり流行らなかった(それ程実用的な利用法がなかったと言うのもある)。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはEkit、Javaアプレットで動作するHTMLエディタだ。WYSIWYGなので、操作は容易だ。

ブラウザ上で動作するWYSIWYG系のHTMLエディタでは最近はJavaScriptタイプが多い。しかし、JavaアプレットではOSにさらに近くなり、フォントを選択することもできる。また、Unicodeテキストのサポートによって、アラビア文字等の各国言語の入力も可能だ。

しかし如何せんJavaアプレット特有の不安定さを拭い切れない。私のPCだけだろうか、時々アイコンが飛んでしまったりする。また、動作が遅く感じられてしまう。非常に残念だ。

Ekitではフォームタグの作成も可能だ。この機能も他のブラウザ上のHTMLエディタでは見られない特徴だ。Javaアプレットと聞いて、古き時代を思い出してしまったが、Ekitは新しい時代に合わせて開発されている。