iPodLinux

踊るペンギン

iPodLinux ロゴ

2004年のヒット商品といえば、冬のソナタ・伊右衛門、そしてiPod miniだ(日経BPコンサルティング調べ)。私の大好きなコンピュータメーカとしてのAppleは音楽業界でヒットを続けている。

iPodの好かれる理由の一つが、Geekによって新たな使い道が発見される事にある。ちょうどGoogleに似ているかも知れない。iPod miniによってそうではないユーザ層も取り込めているが、コアなユーザ層はそんな事で止める事無くせっせと改造に明け暮れている。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはiPodLinux、iPod上で動作するLinuxディストリビューションだ。uClinuxがベースとなっている。尚、iPod miniには対応していない(現時点では)。

なぜ、わざわざiPod上でLinuxを動作させるのか…そこが単純に面白い。実用的な面で言えば、iPodで対応していない音楽フォーマット、ogg vorbisやFLACに対応することが出来るかも知れないのだ。その点では非常に有意義なプロジェクトだ。

初心者でも分かりやすいよう、各OSごとにインストーラが用意されている点も見逃せない。Windows版はipodlinux-installer、Mac OSXはiPod-Linux Installerだ。LinuxはLinux向けインストールを読んでみて欲しい。きわものっぽい雰囲気が非常に高いが、もしかすると大化けする可能性もある(きわものは大抵そうだが)。

iPodを改造する、または新たな利用法を模索するプロジェクトは他にもある。皆それだけiPodが好きなのだろう。是非インストールして、iPodライフを満喫してみて欲しい(あくまで自己責任だが)。

http://www.ipodlinux.org/