UniteMovie

ニーズの源泉

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アプリケーションの高機能化、肥大化は留まる所を知らない。ニッチなニーズを叶えるために全体が影響を受けるのは非常に残念でならない。

オープンソース・ソフトウェアはその点、開発ニーズがユーザにある点が優位になっている。欲しい機能を欲しい人が開発する。あえて欲しい機能だけを実現し、発展しないと言う選択肢もあり得るのだ。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはUniteMovie、動画を結合すると言う機能に特化したソフトウェアだ。

対応している形式はRealMedia、MPEG、Windows Media、そしてAVI形式だ。起動して開いたウィンドウにドロップダウンして、後は結合ボタンを押すだけ。ごくごくシンプルなアプリケーションだ。

各形式の結合にはそれぞれフリーソフトウェアが必要だ。例えばRealMedia形式であればHelixProducer Basic、Windows Mediaであればasfcut等となっている。他のオプションは左上のアイコンをクリックすれば出てくる。やる事を絞り込む事で非常に使い勝手がよくなっている。

各メディア形式を扱える動画編集ソフトウェアでも結合は出来るだろう。しかし、ユーザのニーズは編集と言うほどのものではない事もある。ニーズの源泉を読み取る事で、優秀なソフトウェアは優秀であり続けるのだ。

http://hp.vector.co.jp/authors/VA029859/umovie.html