GanttProject
GanttProject
規模の分割
プロジェクト管理手法は数あれど、個人的に一番しっくり来たのはガントチャートによる手法だ。タスクの状況管理は勿論だが、WBS的に各タスクを細分化する事で全体像を把握できるのが一番良い。
人月の見積は批判されている割には未だに使われている。結局、タスクの細分化が十分ではないため、作業の重要度が見えず、サマリーして6ヶ月なんてざっくばらんな計算方法を取ってしまっているのが原因だと思う。これはやはり変えていかなければならないだろう。
本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはGanttProject、ガントチャート作成用のソフトウェアだ。Java製のソフトウェアで、結構良く出来ていると思う。
一番最初の驚きは日本語に対応いた事。後、Java製の割に意外にさくさく動作する（私のPCが遅いだけかも知れないが）。アイコンメニューが別な表示に変わってしまう問題はあるが（これまた私のPCだけかも知れないが）、全体の動作にはそれ程影響はない。
タスクの分割のコツは、徐々にやっていく事だ。まず第一階層を見極め、次に第二階層、それが終わってから次…と言う形でやっていく。最初に一つの作業について掘り下げすぎると大抵抜けが発生する。
プロジェクトは大規模化するにつれて全体像の把握が難しくなってくる。GanttProjectを利用してその把握、状況の変化に対応して欲しい。