Wink

Flashで作るヘルプファイル

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この間、新しいシステムを一つ開発した。また、それに合わせてヘルプも作成した。良くある画面のキャプチャー画像と、それぞれの説明文が組み合わさったようなものだ。

ちょっと急ぎで作ってしまったのもあるが、ヘルプを見てもらいつつも質問が挙がってきてしまう。一つ一つ手順を踏みつつやれば問題ないはずなのだが、途中で読むのが面倒になったり、正確に書き過ぎてよく意味が通じなくなっていたり…赤丸などは付けていつつも白黒印刷では分からなくなってしまい、見るべき場所が分からなかったり…とにかく散々だった。

本日紹介するソフトウェアはWink、Windows操作を記録してFlash形式にしてくれるソフトウェアだ。今まで操作を動画にしてくれるソフトウェアはあったが、Flashは初めてだ。尚、フリーウェアではあるがオープンソース・ソフトウェアではないので注意されたい。

利点は何と言ってもFlashならではのインタラクティブ性がある事だろう。各ポイントで次へボタンを表示したり、説明文を付けられたりする。付箋のようなテキストボックスはデフォルトの表示フォントが日本語ではないだけで、正しいフォントを選択すれば日本語表示も対応している。

実際使ってみた感触では、操作の筋書きを初めにきちんと決めておけば、凄く良い物が出来上がりそうな予感だ。しかもFlashなので、動作が軽い。作成中も、実際の動作もストレスレスで操作できる。

キャプチャリング系のヘルプの良い所は、良く変更が起こりえる場合に、一部だけ差し替えが利く事だろう。だが、あまり変更の無いヘルプであれば、動画の方が訴える情報量が格段に違う。要注目だ。

ちなみに前に紹介した動画生成ソフトウェアはMacromediaに買収されている。Flash生成となると…このソフトウェアも今の内にゲットしておくのが無難かも知れない。

http://www.debugmode.com/wink/