Shared Questionnaire System

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つい先日、東京電力のアンケートを受けた。更に少し前にはAdobe Acrobatに関するアンケートを受けた。どちらも同じマーケティングであるが、決定的に違う点が存在する。

AdobeのアンケートがWeb上で行われたのに対し、東京電力のアンケートは自宅で調査員の人と一緒に行ったと言う事だ。コストはかかるがインターネットを介さない方が精度が高いように思える。

しかしアナログで集計したデータは集計の手間が最も面倒だ。マークシート的に数字で選ぶようになっているのにも関わらず手集計の場合が多い。そして大抵そう言う作業はアウトソースされている(調査自体アウトソースだろうが)。

本日紹介するオープンソース・ソフトウェアはShared Questionnaire System、調査票の作成からマークシートの作成、そして出来上がった結果をスキャナーで読み取ってデータ集計まで一貫して行える仕組みを提供している。

ドキュメント部分を見てみると、かなり細かく設問が設定可能だ。しかも自由度が高い。これだけ出来れば殆どのアンケートについては対応が可能だと思われる。

アンケートとはマーケティングの基本だ。そのため出来るだけ精度が高くなるように努力しなければならない。煩雑な作業をShared Questionnaire Systemで自動化できれば、実はアナログな手法はまだまだ利用する意味があるのではなかろうか。

http://sqs.cmr.sfc.keio.ac.jp/