かつて今ほどイラストやペイントが手軽に扱えなかった頃、アスキーアートを使って図示するのが基本でした。今では滑らかな、情報量の多い画像が簡単に使えるようになっていますが、それでもアスキーアートの活躍する場面は数多くあります。 今回紹介するASCIIFlowはWebベースのアスキーアート用ドローアプリケーションです。

ASCIIFlowの使い方

メイン画面です。

線を引いたり、テキストを書いたりできます。日本語は使えません。

エクスポートダイアログです。

コメントの種別を選べたりします。

実際に作成した内容です。

/*
 *        ┌─────────────────────────────┐
 *        │                             │
 *        │                             │
 *        │                 xx          │       ┌───────────────────────┐
 *        │ xx  xxx xx  xxxxxxxx   xxxxx│       │                       │
 *        │xx xx  xx x  x      xx xx   x│       │                       │
 *        │  xx  x   x  x      x  x   xx│       │                       │
 *        │  x  x   xx  xxxxxxxx  xxxxx │       │                       │
 *        │                             │       │                       │
 *        │                             │       │                       │
 *        └─────────────────────────────┘       │                       │
 *           ▲                                  │                       │
 *           │                  ────────────────┘           ────────────┘
 *           │
 *           │
 *           │
 *           │
 *           │                    I can't write Japanese
 *           │
 * ──────────┘
 */

ASCIIFlowが作成するドローはテキストファイルに貼り付けたり、ソースコードの中に埋め込んで使えます。ファイルの最初に貼り付けてシステムを説明したり、インパクトあるドローで他の開発者を驚かせたりできるでしょう。

ASCIIFlowはTypeScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

ASCIIFlow GitHub - lewish/asciiflow: ASCIIFlow