新しい技術がある時、それを文献で読んでもなかなか理解したり、腑に落ちることはないでしょう。開発者としては自分で手を動かして学ぶのが一番早いはずです。手を動かすことで理解度は飛躍的に高まります。 今回紹介するPartyshareはP2Pにおけるハイパーメディア分散プロトコルであるIPFSを実際に使ったファイル共有アプリです。

Partyshareの使い方

起動したところです。指定のフォルダにファイルを追加します。

ファイルを追加しました。後はURLをコピーして共有できます。

Partyshareでは独自のURLが生成され、それを使うことで任意の相手にファイルを送信できます。フォルダから削除すればファイル共有は解除されます(ダウンロードされたものは相手のものですが)。IPFSはP2Pにおける分散ファイルシステムであり、HTTPだけでなくFUSEも使えます。面白いプロトコルです。

Partyshareはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

BusterLabs/Partyshare: A free, open source file sharing application, built on the peer-to-peer hypermedia protocol IPFS.