表現したいと思った人が自由にデザインし、アプリケーションを作れる環境として有名だったのがHypercardです。白黒画面の時代から使われており、クリックした時や選択肢によって自由にフローを変えたりしてアプリケーションが作れました。自分で作ったり、人が作ったものをダウンロードして遊んだ人も多いはずです。 そんなHypercardを現代に蘇らせたのがVipercardになります。UIもそのまま、懐かしいものになっています。

Vipercardの使い方

この画面です。かなり古い時代のものです。

サンプルも用意されています。

左側のカードにコンテンツを書いていきます。

スクリプトを書くこともできます。

このダイアログのボタン。昔のままです。

VipercardはまさにHypercardをそのまま復元したようなソフトウェアになります。現在のように多機能なソフトウェアが作れる訳ではありませんが、プログラマでない人たちにも表現する喜びを与えてくれるでしょう。かつてのHypercard職人が復活するかも知れませんね。

VipercardはHTML5/TypeScript製のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。

ViperCard downpoured/vipercard: An open source rewrite of 1987’s HyperCard