開発時においてSQLiteを使うケースが増えています。MySQLなどと比べても大差ない使い勝手ですし、わざわざサーバを立ち上げることなく使えるのが手軽です。O/Rマッパーを使っているならばデータベースの違いを意識することもないでしょう。 そんなSQLiteにWebベースの管理画面を提供するのがSQLite Webです。コマンドラインから任意のデータベースを指定できるのが便利です。

SQLite Webの使い方

SQLite Webの実行はコマンドラインでできます。

sqlite-web /path/to/sqlite.database

そうするとWebページが開いてデータベースの内容が確認できます。

データベース構造の確認。

内容の確認。

任意のSQLを実行できます。結果をJSONやCSVで保存もできます。

逆にデータのインポートもできます。

SQLite Webは開発プロジェクトの中に組み込む訳ではないので手軽です。また、デスクトップアプリケーションではないので、他の人が立ち上げたデータベースに接続することもできます。プラットフォームを選ばないのも利点です。手軽で使いやすいソフトウェアではないでしょうか。

SQLite WebはPython製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

coleifer/sqlite-web: Web-based SQLite database browser written in Python