macOSではソフトウェアの配布時にイメージファイルを使うことが多いです。圧縮率も高く、特に何のソフトウェアを用意することもなく使えるので便利です。しかしアプリをビルドした後、イメージファイル化するのが面倒に感じている方もいるでしょう。 そこで使ってみたいのがcreate-dmgです。アプリケーションを簡単にイメージファイル化できます。

create-dmgの使い方

create-dmgでは引数にアプリケーションを渡します。

$ create-dmg Slidium0.8.app
ℹ Code signing identity: Developer ID Application: Atsushi Nakatsugawa (SL2UZ2SNU3)
✔ DMG created

これだけで完了です。筆者環境では不可視ファイルが見えてしまっていますが、普通の利用者であればアプリとアプリケーションフォルダだけが表示されているでしょう。

create-dmgはアプリケーションだけが渡せるので、より複雑なイメージファイルの作成には向かないでしょう。とは言え、大抵の場合はこれで十分なのでアプリを作ったらcreate-dmgを使って配布するのが良さそうです。

create-dmgはmacOS用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

sindresorhus/create-dmg: Create a good-looking DMG for your macOS app in seconds