Webページの読み込み速度は速ければ速いほどメリットがあります。スマートフォンアプリのようにUIはすべてアプリの中にあり、データだけをやり取りする方法が主流になっている中、Webブラウザが遅く感じられてしまうとユーザはあっという間にブラウザから離れていってしまうでしょう。 今回は簡易的にページ読み込みを高速化してくれるpageAcceleratorを紹介します。

pageAcceleratorの使い方

pageAcceleratorはTurbolinkやpjaxと呼ばれる仕組みに近いものとなっています。まずスクリプトを読み込みます。

<script src="page-accelerator.min.js"></script>

後はpageAcceleratorを実行するだけです。

pageAccelerator();

これでリンクの先読みが開始されるので次のページへの移動が高速化するという具合です。読まれたくないリンクには次のように指定します。

data-pageAccelerator="false"

pageAcceleratorではAjaxを使って先にコンテンツを読み込みます。そのため、不要なページを対象にしてしまうとネットワークトラフィックをムダに増やしてしまうでしょう。小説やニュースサイトで次のページを読み込む率が高いサイトで使ってみるとユーザビリティがあがりそうです。

pageAcceleratorはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Easyfood/pageAccelerator: A very light solution to load web pages faster