Excelは何にでも活用されますが、それでも基本は表計算ソフトウェアです。蓄積されていくデータが多くなるのに従って、データベースソフトウェアが必要になってくるでしょう。データベースであれば、他のソフトウェアからも同じデータが利用できるようになります。 今回はExcelからODBCなしでSQLiteを操作できるSQLiteForExcelを紹介します。

SQLiteForExcelの使い方

SQLiteForExcelのSQLは次のように実行します。

RetVal = SQLite3PrepareV2(myDbHandle, "CREATE TABLE MyFirstTable (TheId INTEGER, TheText TEXT, TheValue REAL)", myStmtHandle)
Debug.Print "SQLite3PrepareV2 returned " & RetVal

関数になっているのが多少分かりづらいですが、直接SQLを書いて実行するだけというのは手軽です。他にもWordからも利用できるようです。

SQLiteForExcelを使えば、データの蓄積はSQLiteを使って他のシステム向けにも提供し、画面としてExcelが使えるようになります。Excelだけでは物足りなくなってきた際にはぜひ使ってみましょう。

SQLiteForExcelはExcel用、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

govert/SQLiteForExcel: A lightweight wrapper to give access to the SQLite3 library from VBA.