Markdownを使うようになって、逆にその物足りなさを感じるのではないでしょうか。色が使えなかったり、装飾も限られたものしか使えません。その制限がちょうど良いのかも知れませんが、もっと高度なドキュメントにしたいという要望もあります。 しかしプログラマーであるならば制限されているそのものを使い続けるのではなく、自分で拡張だってできるはずです。今回はインタラクティブなドキュメントを実現するKajeroを紹介します。

Kajeroの使い方

こちらがドキュメントのページです。通常のMarkdown記法が使えます。

こちらが特殊な部分。コードが書いてあります。

右上の再生ボタンをクリックするとJavaScriptが実行されて結果が表示されます。

複数ある場合、変数が共有されます。

実行時間を遅らせることもできます。

DevToolsのようにオブジェクトの構造を見ることも可能です。

D3と組み合わせて複雑なチャートを描けます。

さらにグラフを描いたり、

多くのグラフライブラリと組み合わせることもできるようになっています。

Kajeroは記法としてはMarkdownを採用しつつ、JavaScriptがその場で実行できるように拡張されています。これは面白い使い勝手ではないでしょうか。

Kajeroはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Kajero JoelOtter/kajero: Interactive JavaScript notebooks with clever graphing