UMLの失敗(失礼)はGUIツールを必要としたことではないでしょうか。大抵その手のツールが効果であったり、使いこなすのに時間が必要で、そういった面倒さが離れてしまうのに繋がったのではないかと思います。 しかしシステムのビジュアル化としては良い仕組みであったと思います。問題は記述法で、テキストベースで書けていれば変わったかも知れません。そこで今回はUmlautを紹介します。

Umlautの使い方

UmlautはPlantUMLで書いた内容をビジュアル化するビューワーです。

デモです。左側に書かれた内容が右側で画像化しています。

シーケンス図。

アクティビティ図。

ユースケース図。

コンポーネント図。

ステート図。

テキストで書くだけでは結果が想像しづらいですが、その場でプレビューできれば分かりやすいでしょう。都度コマンドを打つ必要もありません。そしてストックしておくことでUmlautの中からすぐにテキストを呼び出したり、それをコピーして別な図を描けるようになります。

UmlautはElectron/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

yosuke-furukawa/umlaut: UML Previewer on electron