プログラマであればDiffを使うことがしょっちゅうあるはずです。そのため、Diffの使い勝手の良さ/悪さが開発効率に直結しているとも言えます。git diffなど、標準のままに使っていないでしょうか。 git diffは色分けされて見やすくなっていますが、さらに整形して可読性を上げてくれるのがdiff-so-fancyです。

diff-so-fancyの使い方

diff-so-fancyのインストールはnpmで行います。

npm install -g diff-so-fancy

実際に使い方は次のようになります。–colorはデフォルトになっている環境もあるでしょう。

git diff --color | diff-so-fancy

標準のdiff。色分けされているので見づらいわけではありませんが。

diff-so-fancyを使った場合。ファイルごとの区切りが目出すようになって、さらに行頭の+/-がなくなっています。

diff-so-fancyの方が情報量が減った感がありますが、よりシンプルで見やすくなっています。さらに色を変更できます。

git config --global color.diff-highlight.oldNormal "red bold"
git config --global color.diff-highlight.oldHighlight "red bold 52"
git config --global color.diff-highlight.newNormal "green bold"
git config --global color.diff-highlight.newHighlight "green bold 22"

タブ幅を変更できるので、diffの時だけ幅を広く(または狭く)することもできます。

git config --global pager.diff "diff-so-fancy | less --tabs=4 -RFX"

diff-so-fancyを使って、より見やすい差分情報を実現してください。

diff-so-fancyはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

so-fancy/diff-so-fancy: Good-lookin' diffs with diff-highlight and more