プログラマであれば普段からお世話になっているのがDiffコマンドではないでしょうか。しかし差分を表示したいニーズはプログラマに限らず存在するはずです。例えばオフィスファイルでも差分を出したいと思うことがあるはずです。 今回はdiff-pdf、PDFの差分表示を行ってくれるソフトウェアを紹介します。多くなってしまったPDFの整理に使えそうです。

diff-pdfの使い方

diff-pdfは2つのPDFファイルを指定して実行するだけです。そして、差分ファイルがPDFとして生成されるのがユニークです。

こんな感じで文字がずれているところもすぐに分かります。

diff-pdfを使えば作った時期の異なる営業資料などを比較したり、請求書を比較することもできるでしょう。エンジニア以外でも使えることでしょう。

diff-pdfはC++製のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。

diff-pdf vslavik/diff-pdf