iPhone 6sから搭載された新しい写真の楽しみ方がLive Photoです。撮影した写真と、そこから録画した動画とを合わせてまるで魔法のように動き出す写真が作れます。撮影はiPhone 6s以降が必要ですが、再生だけであればiOS9であれば旧機種でも可能です。 Live Photoは一般的にリアルな風景、人物などに限られます。しかしもっとすごい可能性を感じさせてくれるソフトウェアがLoveLiverです。

LoveLiverの使い方

LoveLiverを実行するためには元になる写真と動画が必要です。そしてLoveLiverコマンドを実行します。

$ LoveLiver -i IMG.JPG -m IMG.MOV -d output/ -o livephoto

そうすると-dで指定した出力先に画像と動画が作成されます。これは特別なメタタグを持ったファイルで、画像を長くタップ(3D Touch対応なら強くタップ)すると動画が再生されるようになります。写真以外のコンテンツでもLive Photoを楽しめるようになるでしょう。

元画像がこうだった場合、

変換すると次のように展開されます(画像は公式リポジトリより)。

LoveLiverはMac OSX/iPhone用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

mzp/LoveLiver